今日が冬至ですから、明日からは少しずつ日が長くなるということです。そう思うとなんとなくうれしくなりますね。でも、寒さはこれからが本番。
今年の1月5日小寒からはじまった二十四節気も、今日でちょうど24回目となります。太陰暦から出来ている言葉ですが、今では季節を表している言葉として使われています。季節は「今日」とか「明日から」というように始まるわけではありませんが、あまりにも私たちは気付かずに過ごしてしまっているような気がします。地球温暖化と言われても、この2、3日前はやっぱり寒かった。でも寒さにめげずに、カンツバキの花は咲いています。
菊も終り、紅葉も終り、次は何?という声をよく耳にします。
これから厳しい寒さに入っていくわけですが、今まで目立たなかった石が存在感を表してくれます。暑いときは石も熱くなり、寒いときは石も冷たくなります。
季節は大雪(たいせつ)。
石に触れることで感じる季節もあります。
紅葉が日に日に増してまさに晩秋を感じますが、季節は小雪。もうすぐ葉も落ち始め、雪も見られることでしょう。
でも今日は雨。
ぬれた庭園は冷たさとは別に、自然の色を見せてくれます。
季節は立冬(りっとう)。本日から来年の立春(りっしゅん)までが、冬となります。
しかし昼間はとても暖かくというか暑いぐらいで、冬とは思えません。ただ、植物は少しずつ紅葉し始め、落葉しています。
20日から始まった菊花展。まだつぼみのものも多い状態ですが、秋真っ盛りという景色です。陽がさしているときは、少し汗ばむ感じですが、そろそろ六甲山には紅葉の気配が見られます。
当園でも、いままで緑色だったものが少しずつ黄色に、そして紅に変化していきます。季節は、「霜降(そうこう)」。北の方では、霜が降りる季節となりました。
秋の台風は、上陸しても勢力が衰えないといいます。今年初の上陸台風18号。神戸から少し東にそれましたが、風は北もしくは北北東の強い風。暴風圏内に入ったときは、いつ木が倒れるか心配な状況でした。おかげさまで倒木はありませんでしたが、枝葉はたくさん折れて園内に散乱。これが開園中だとぞっとしますが、夜中から明け方だったのでよかったです。
ちょうど8日は、季節で寒露(かんろ)。秋も本番。菊も咲き始める頃です。20日から開催する菊花展の準備も着々と進み、台風の影響も心配されましたが大丈夫です。
はぎ、なでしこ、くず、すすき、おみなえし、ふじばかま、ききょう秋分は、秋の七草がそろう季節。
山上憶良がよんだ歌「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」が由来とされています。ただし「朝貌の花」は、アサガオ、ムクゲ、キキョウ、ヒルガオのどれかだと言われており、その中でもキキョウが有力だということです。
相楽園のキキョウはもう終りに近づいていますが、それもまた風情。
9月に入り、朝夕涼しくなってきました。同時に、8月の29日以降まったく雨が降りません。植物達もすごしやすくなっているものの、乾燥に困っている様子です。
この時期、相楽園では松の手入れが始まります。これも相楽園ならではの季節の風物詩でしょう。
季節は、白露(はくろ)。朝の目覚めに肌寒さを感じ始める頃です。
夏もあとわずかとなりました。季節は、処暑(しょしょ)。暑さが止んで、秋らしくなる頃です。正門の前に植わるクロマツは、秋の青空に向かっていくようです。
今年の夏は梅雨がとても長く、やっと夏が来たような気がします。でも季節は立秋。今日から残暑お見舞いとなります。
この夏行われる「にわのあかり2009」の灯りづくりが行われました。実行委員がこの暑いときに、汗をかきながら蚊にさされながらつくりました。28日をぜひお楽しみにしてください。
ありがとうございました。 うまや寄せ植え教室 おわび お花 つつじ遊山 つつじ遊山2015 つつじ開花情報2009 にあのあかり イベント コンサート プチカフェ 七夕 二十四節気 冬の相楽園 冬牡丹 夏至祭 夕涼みの会 寄せ植え教室 庭園紹介 庭園講座 手入れ 日記・コラム・つぶやき 相楽市 研修 紅葉情報 紅葉情報2009 菊花展 菊花展2014 菊花展2015 開花情報