庭園講座

お茶を飲みながら庭をあいたのしむ

普段は開いていない茶室・浣心亭。
相楽園倶楽部との共催で、「お茶サロン」を開催しました。

午後1時から3時までの短い時間でしたが、予定の50名を少し上回る53名の方に入っていただけました。
ただ、入ってこられたお客様をほったらかしにしていたこともあり、反省です。申し訳ありませんでした。

しかし、沖縄から来られた大学生やノルウェー出身の方、小さなお子様をお持ちの方、茶席は少し敷居が高いといわれる方など、浣心亭からの景色、お茶、茶室、露地などを楽しんでいただけたと思います。

そこで、一句。
「カメムシの和む茶室に浣心や」(相楽園倶楽部世話人作)

まさしく、和して悦び、相楽しむ、お茶サロンでした。

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昼からのお迎え準備。露地の清掃。

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沖縄から来てくれた大学生。神戸で相楽園をコースに入れてくれていました。

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お茶は「縁の白」、お菓子は「春霞」でした。

新型インフルエンザの影響

5月23日に開催予定だった歴史講座「神戸阪神間の洋館」が本日開催されました。
講師は、神戸山手大学准教授の田中栄治先生。
先生は建築家で、明治から大正、昭和にかけての洋館なども調べていらっしゃいます。
当初、旧ハッサム住宅の公開に合わせて講座を予定しておりましたが、こちらも神戸市教育委員会文化財課の協力により、本日特別に見させていただきました。

しかし、ハッサム住宅はコロニヤル式でそれは植民地式であるということや、鉄道がつながったことで須磨や塩屋に洋館が広がっていったことなど勉強なりました。

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相楽園秘話

旧小寺家厩舎も旧ハッサム住宅と同様、普段は鍵が閉まっている状態なのですが、現在その中で「相楽園秘話」という歴史展が行われています。

1年前になんとなく集まってつくった市民の「相楽園倶楽部」が出展です。
昨年の9月から相楽園の歴史について調べようということで、始まったこの企画。
「へー」と思うものや「えー」と思うもの、「ほー」と思うものもありました。

今回、出展したのはほんの一部ですが、まだまだ秘話が残されていると思います。

今日行われた「歴史講座」では、神戸大学大学院人文学研究科の奥村弘教授に、「秘話」をご披露いただきました。
なんと、武井伊右衛門という方が書いたといわれている小寺泰次郎氏との会話の回顧録が残っており、その中で小寺氏の非常に合理的な性格が出ているおもしろいお話でした。

このようにまだまだ出てきそうな相楽園秘話。
ぜひ、ご覧ください。

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雑草だって食べられるんだ!

草引き、草抜き、草取り、草むしり。
お庭の手入れで除草することを、いろんな言い方があります。
第4回目となる今日の植物を知る講座ですが、講座名は「草を引いて学ぶ」。

いつものように「樹木編」は庭園の木を見てまわり、ケヤキがこの時期に花が咲くことやモミジのかわいい花もしっかり見て覚えました。
アラカシとシラカシの違いは、葉の裏の毛であることや同じくサザンカの枝にも毛が見られることなどもあらためて勉強いたしました。

そして、こんどは身近な場所の雑草・草本類です。
皆さん熱心に草引きをし、そして名前を調べました。
その調べた草が、昼食に出てきたのです。

相楽園倶楽部で用意した「雑草入りのチヂミ」「雑草の天ぷら」「雑草のおすまし」などをお昼ごはんとして提供させていただきました。
もちろん、雑草といってもヨモギ、タンポポ、カラスノエンドウ、タネツケバナなどの名前がちゃんとついており、ツバキの花も天ぷらでいただきました。

そして、午後からは本格的に「草引き」です。
名前を覚えて、食べたのですから、雑草にも興味がわきます。
ただし参加費500円払って、なんで草引きなん?なんてことも思われたかもしれませんね。

ところが午後3時のおやつに出てきたのが、「雑草のおせんべい」。
これがまたまた大好評です。
食べるのがもったいないぐらいきれいな出来で、でもしっかりみなさん食べられていましたね。

草引きをして、そしてそれがご飯のおかずになる。
なんて楽しい庭の手入れでしょう。

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庭の手入れを学ぶ

当園では、
「木の診断-病気や虫-」
「ツツジの刈込」
「ソテツとクスノキ」
「松を知る・見る・ふれる」
など、庭の手入れに関する講座を行ってきました。

今回の講座「木を知り木をきる」も庭の手入れシリーズのひとつですが、過去最高の応募がありました。
抽選にはずれた方、申し訳ありませんでした。

来年度の庭園講座は現在検討中ですが、皆さんには樹木のことを知っていただいた上で、庭の手入れについて学んでいただきたいと思っています。

次回の講座は、「庭の手入れ-草を引いて学ぶ-」です。
こちらは1日かけて、植物を知り、草を引いて楽しく学んでいただこうという趣旨です。
お楽しみに!

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ゆっくりまわって

さすが、大寒。
よく晴れていますが、風が冷たく寒い。
でも、雨でなくて良かった。
今日は、「野鳥をみよう」の講座です。

まず始めに双眼鏡の扱い方からです。
双眼鏡を首からぶら下げ、レンズの幅を自分の目に合わせます。
遠くの大クスノキをのぞき、ピントを合わせ、左右の視度が違う場合は、右側のレンズを回して調節します。
肉眼で見たい場所を決め、さっと構えピントを合わせられるように練習します。

さて、やっと鳥の観察です。
正門のすぐ横にあるイチョウの木です。
4、5日前にコゲラとシジュウカラがいたのですが、今日は残念ながらコゲラがあけた穴の跡だけです。

ゆっくりと歩いて芝生広場に。
じっと待っていると、ヒヨドリが飛行。
耳を澄ますと、「プクプク」という鳴き声のシロハラが。

次に四阿にあがってあたりを見渡すと、参加者の方から、「あっ、あそこ!」
シジュウカラがツツジにとまっていました。
その下にも、ヤマガラが。

池の周りを歩いて、「カワセミいないかしら」「今日はアオサギがきていないね」と会話しながら水辺の鳥を探します。

ぐるっとまわって、会館前の眺望のいいところから庭園の南側を見ることに。
でも太陽は見ないでくださいね。
東の流れ付近に、ツグミ発見。冬だけ見られる鳥です。

今度は、旧ハッサム住宅前から旧小寺家厩舎で厩舎の解説をしていましたら、サザンカの花にメジロが2羽。
鶯色の羽と目の周りが白いのが特徴です。
ちなみにウグイスの色はウグイス色じゃなくって、灰色がかった黄緑色に茶色が混ざった色です。

五感を研ぎ澄ましゆっくりとお庭を回ると、こんな身近なところでも野鳥に出会えます。
野生の哺乳類に出会うことはめったにありませんが、野生の鳥には結構出会え、さらに双眼鏡で見ることが出来ると嬉しいもんです。

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歳神さまを迎える

♪もういくつ寝るとお正月♪

早いもので今年も後わずか。
新春に歳神さまを迎える行事でもあるお正月。
そのときに飾られるのが門松や松竹梅です。
特に松は冬の間も緑色を残すことで寒さに耐える強さを表しています。
また神の依り代として崇められてきました。
そして歳神さまを迎える大切な目印でもあるのです。

日本のお正月にとって欠かせない松を使った飾りを、つくる講座を行いました。

材料は、マツとナンテン、フクジュソウ、コケ。
そして手づくりの桶を模した青竹の器。

やはり、自分で作った作品が一番いいですよね。

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君もドングリ博士だ!

昨年に引き続き、中西先生にお越しいただき、ドングリの秘密や紅葉の仕組みを丁寧に教えていただきました。
ドングリの見本もすっかり揃い、実物を見ながらのお勉強でした。
当園の誇るウバメガシの下で、皆さんもドングリひろい。
あいにくの雨でしたが、紅葉もばっちり見ることができました。

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うまや落語日本酒講座

「ご隠居!ご隠居!ただのお酒飲ませてーな」
「あほっ。それは、ただやなくて、なだ(灘)のお酒や」

というような始まりで、終始楽しく、菊正宗酒造の村田講師から菊とお酒のお話を聞かせていただきました。

灘酒の歴史や菊正宗の名前の由来。
お酒をおいしく飲むのにはどうすればいいのか、
飲み頃温度はどれくらいか?など、皆さん熱心に聴かれていました。

菊はもともと邪気をはらって血気を盛んにする不老長寿の薬草であった。
このように、重陽の節句に菊酒を飲む習慣ができた。
(当日資料より)

日本酒は体にいい。
日本酒は美容にいい。
どうもお酒の好きな方は、いいよういいようにに考えるようです。

皆さん、おいしいお酒の季節ですが飲みすぎには注意しましょうね。
私も含めて(^_^;)

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難しいけど

今年で3年目になる松の手入れ講座。
いつもながら皆さん熱心です。

松の姿は究極の自然の姿。
寒さに耐え、風に耐え、暑さに耐え、そんな耐え忍んだ姿に日本人は敬意を払い、神の依り代として、崇めてきました。
松を手入れして、つくりこんでいくのは、そういう思いもあるのです。

一番大切なのは、
松を知る
松を見る
松を触る
ことではないでしょうか。

ただし、高いところの手入れは決して無理をなさらないようお気をつけ下さい。

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